トリプリシテ

Pers.

2009年07月04日 18:01



不穏でも、平穏でもない午後。




3本目がやってきて、

鍵が3本。





「きみは誰?」

「はい、私は愚者と呼ばれる種族を慕うものの一部です」

パースペクティブが間を悪くします。

そうやって仮面は簡単に

はがされてしまいました。





霞(かすみ)のような気分の中で、

「どこかの鍵穴を探そう」

などと

相談めかしたおしゃべりをします。



または着衣の『草上の食事』を、

と。


フィクション